ミニマリストアツシのア通信

暮らし方や持ち物、暮らしの最適化について

「正しさ」「正解」に背を向けて。

「正しさ」

 

その言葉は

とても気持ちの良い響きと同時に

とても悲劇的な響きを持っている

と思う。

 

「正解」という言葉にも

似た匂いを感じる。

 

 

いつからだろう。

 

 

「正しさ」や「正解」を求めて

身動きが取れなくなったのは。

 

 

僕たちの身体には知らず知らずのうちに

「正しさ」「正解」が少しづつ少しづつ溜まっていった。

まるで砂時計をひっくり返したときのように。

 

 

僕たちは「正しさ」「正解」が欲しいのか。

果たして本当に、そうなのだろうか。

 

生きるということは授業ではない。

算数の授業では答えが決まっているかもしれない。

1+1=2だ。

 

だけど、僕らの人生に、決められた答えなどない。

僕らの人生に正解なんていらないんだ。

僕らの人生は正解というゴールへの道筋を

なぞっていくという体験じゃない。

 

決まった道筋をたどっていきたければ

RPGゲームをやればそれで十分だ。

 

 

 

人生なんて

 

 

もっと混沌としていていい

 

 

ぐしゃぐしゃだっていい

 

 

わけがわからなくたっていい

 

 

もっと色々な色で

塗りたくったっていい

 

 

 

そう思うんだ。

 

 

 

僕たちは「正しさ」「正解」に背を向けていいんだ。

背を向けることから始まるんだ。

 

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失敗を恐れないこと。

むしろ失敗をするつもりでいっていいんだ。

 

というより

間違ったっていい。

ウェルカム間違いだ。

 

 

これは当たり前のことかもしれないけれど

あなたの人生は、あなたのものなんだ。

 

 

あなたが大切にしたいことを

大切にすればいい。

 

 

あなたが守りたいものを

守ればいい。

 

 

あなたがやりたいことを

やればいい。

 

 

あなたが行きたいとこに

行けばいい。

 

 

あなたが愛したいことを

愛せばいい。

 

 

それ以上に

大切なことなんて何もない。

 

 

やりたいことがわからない?

 

 

やりたいことがわからないならば

何だってやってみればいいんだ。

 

 

少しでも自分の中の何かに触れる事柄があれば

とにかく手を付けてみればいいんだ。

 

手を付けてみれば必ず何かが分かるから。

そうすることでしか前には進めないと思うんだ。

 

 

それはとても地味な行為かもしれない。

だけど

 

その積み重ねが、全く見えていなかった景色の輪郭を

僕たちに見せてくれる方法なのだと思う。

 

 

 

あなたを縛っているのは他人なんかじゃない。

あなたを縛っているのは、いつだってあなただ。

 

 

 

あなたの人生=

あなたの答えはあなたにしか分からない。

 

 

そこに他人は関係ないんだ。

自分の内側の声に耳を傾けるんだ。

 

 

あなたには

あなたの人生を

描ける力がある。

 

それはどうしようもなく

間違いなく。

 

 

何かをはじめるのに遅すぎることはない。

気付いたときが、あなたにとってスタートの合図なのだ。

 

 

傍観者を決め込むのに飽きたのなら

眺めているだけの人生から抜け出そう。

 

 

僕たちは常に

未完成なんだ。

 

 

僕たちはそれぞれが

歪(いびつ)な存在だ。

 

 

僕たちは誰もが

不完全でいて完全なんだ。

 

 

だけどそれでいい。

 

 

僕たちが求めているのは

正解なんかじゃないのだから。

 

僕たちに必要なのは「正しさ」や「正解」ではない。

ほんとうに必要なことは

「自分の人生を生きてやる」という覚悟だけだ。

 

貫くことだと思うのだ。

 

自分の感覚を、自分の思考を。

他の誰がどう思おうとも突き進むんだ。

それでいいし、それがいい。

 

好きなように生きてもいいんだ。

 

 

 

誰だってはじめは不格好で下手くそだ。

だけど進むんだ。

その進む姿勢が素敵なんだ。

 

大丈夫、僕たちは1人1人

生まれながらに心に羅針盤を持っている。

 

忘れているだけなんだ。

忘れたら思い出せばいい

その羅針盤は、あなたにしか使いこなせないのだから。

 

喜びに満ち溢れた人生を歩もう。