ミニマリストアツシのア通信

暮らし方や持ち物、暮らしの最適化について

キッカケなんて何でもいい、大切なのはその後だから。

こんばんは、アツシです。

 

暮らしを豊かにする

「モノ」や「コト」

を綴っていきますね。

 

今日は

 

キッカケなんて何でもいい、大切なのはその後だから。

 

というお話をしようと思います。

 

 

 

本を読んでいる中で

とても心が動く瞬間があったので

そこで感じたことを。

 

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キッカケなんて何でもいい

 

何かをはじめる時のキッカケに

運命的なものなど何ひとついらない。

 

僕が料理って面白いなって

より感じるようになったキッカケ。

 

そんな文章が

今読んでいる本の中にありました。

 

 

↓少し長いですがぜひ読んでみてください。

 

ハーバード大学教授・生物人類学者のリチャード・ランガム氏は著者『火の賜物』の中で「人間は料理をすることで人間になった」としています。ゴリラやチンパンジーなど類人猿から人間への進化の過程を、料理という行為で説明しています。料理によって食べ物が柔らかくなることで、嚙みちぎるためにあった大きな顎はいらなくなり、すっきりとした顔立ちになりました。消化しやすくなった食べ物が、大きな消化器も不要にして、大きなお腹をへこませてスマートにした。料理することで人間らしい姿になったのです。

 

食事と消化に費やしていた時間は料理することで大幅に短縮され、人間は余暇という時間を初めて持つことになります。更に、消化に使っていたエネルギーにも余裕ができて、その余分なエネルギーで脳を大きくして、知的な発達を遂げたのです。そもそも人間は、他の動物に比べて運動能力に劣り、力も弱く走るのも遅い。しかし、発達した脳で言葉を使ってコミュニケーションをとり、協力することで身を守り、一つの大きな力に変えて、地球生物の最上位になっていきます。

 

引用元:一汁一菜でよいという提案 著 土井善晴

 

 人間は料理をすることで人間になった。

 

生活している中で

意識すらしていなかったこと。

 

だけど、とても理にかなっている。

 

 

運命的な出会いなんて必要ない

 

僕らの日常には

漫画やドラマに描かれるような

運命的な出会いなんて必要ない。

 

キッカケはなんだっていい。

 

読んでいる本の文章をキッカケに

僕は久しぶりに豆を挽きコーヒーを淹れた。

 

コーヒーを淹れることは

料理とは少し違うかもしれないけれど

 

今僕がコーヒーを淹れるキッカケには

まぎれもなくこの本が影響している。

 

 

大切なのはその後だ

 

僕がこの記事を通して

何が言いたいかというと

 

キッカケなんて

はっきり言って何でもいいということ。

 

そして大切なのは

そのキッカケのその先だということ。

 

例えば僕が読んだ本をキッカケに

料理により興味を持って

 

料理をすることがとても楽しくなった

あるいは

人間の進化の過程に興味が出て

そういう分野を勉強してみることになった

または

料理の中の火に注目して

ソロキャンプで焚き火をすることに目覚めたり

 

些細なキッカケで

人にはあらゆる可能性がその先に待っている。

 

感受性を開いて

様々なことに興味をいだき

日々を生きること。

 

 

とても基本的だけれど

そんなことが大切だと思う。

 

この記事を書くキッカケにもなった
本の話でした。